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att. 文化 - 歳時記 3 - 4月
att.JAPAN Issue 21, March 2005

歳時記 3 - 4月

日本の春は、3月から5月と言われています。世界の他の地域と同じように、春は人々を幸せに、陽気にしてくれます。3月になると日差しはぐっと春めき、梅の花は満開となり、梅の名所では梅祭りが行われます。おだやかな雨が時々降るようになり、日本中で桜の開花が見られるようになります。桜が咲くと同時に、お祭り気分が日本中に広がります。美しい花とおだやかな陽気に包まれ、人々は気分がうきうきしてきます。

ひな祭り ひな祭り
3月3日はひな祭り。桃の節句ともいい、女の子の成長や幸福を願う行事です。女の子のいる家では、桃の花やひなあられ、菱餅、白酒などと一緒にひな人形を飾ります。古くは桃の花を愛でたり、桃の花を浮かべた酒を飲んだりして楽しみました。

ひな祭りの歴史は古く、起源は身のけがれや災いを人形に移し、川に流して厄払いしたという古代中国の風習にあります。これが日本に伝わると、女の子の人形遊びと結びつき、長い年月の間に現在のひな祭りとなりました。雛祭りには、ちらし寿司や潮汁などをいただく家もあります。

昔の宮廷の優雅な衣装をまとった人形が、緋色の毛氈で飾った5段ないし7段のひな壇の上に飾られます。女の子たちは、これらの女官たちのように優美になるようにと期待されているのでしょう。人形のほかにこまごまとした飾りが多く、飾り付けは大変です。

年明けとなると小さな女の子のいる家には豪華雛人形のDMが舞い込み、TVコマーシャルも盛んに流されます。ひな祭りが終わると、早くしまわなければ娘の婚期が遅れるといわれ、早々にしまいます。

開花予想図 
桜ときくと、なんとはなしに日本人は落ち着かなくなります。今年の花見の見ごろはいつだろうか、花見の宴会は誰といつやろうか、全国の桜の名所に足を伸ばそうか、などと気もそぞろになってきます。多くの日本人は桜が咲くと、春がきたな、と実感します。

気象庁がその年の桜(ソメイヨシノ)の開花予想を発表します。日本列島に等高線のような線がひかれ、各地の開花日が示されています。3月の終わりから4月にかけて満開になる地域が多いですが、その年によって、時期は異なります。

桜の時期は、暖かい日もあれば、真冬に戻ったかと思うような寒い日もあるし、無情な雨も降って花を散らしてしまうこともあります。桜の花は満開になるとほんの2-3日しかもたないので、この無常観がまた日本人の心を昔からとらえてきたのでしょうか。

芸術家たちはそれぞれお気に入りの季節を持っていますが、昔から好んで取り上げられてきた題材といえば、なんといっても、この桜の花でしょう。桜は、文学、舞踊、絵画の重要な題材となってきました。

桜 花見
遠い昔には、お花見は貴族階級の人々にとって欠かすことのできない行事のひとつでした。平安後期には、すでに宮廷を中心として、桜が様々な行事に見られるようになります。当時の貴族や武士が桜を愛したことは、絵巻物や武器の装飾に知ることができます。

足利義満は金閣寺や室町の居所がその花で埋るほどの桜を配し、「花の御所」と呼ばれました。

花見は安土桃山時代、秀吉の吉野、醍醐の豪華絢爛な宴を頂点として、広く行われました。その様子は「洛中洛外図屏風」「風俗図屏風」で伝えられています。秀吉は醍醐寺の三宝院の景観をことのほか愛し、慶長3年(1598年)の春、秀吉が行った「醍醐の花見」はあまりにも有名です。嫡子秀頼、北政所、淀殿、それに大名、小名など約1300名を従えて秀吉最後の栄華を極めた行事であった。この行事に当たり秀吉は金堂の移築を始め大規模な醍醐寺の再興を行いました。また、着物や調度品などに桜がさかんに描かれました。

桜それまで上流社会だけの文化だった花見に庶民が熱狂するようになったのは江戸時代から。江戸の桜は殆ど奈良県の吉野山から移植したもので、家康、秀忠、家光など花好きの将軍によって植栽が盛んに行われ、参勤交代で江戸は品種交流の場ともなり数々の名所も出来、花見は一般化して行きました。

満開の桜の木の下に陣取り、ごちそうを食べ、酒を飲み、歌い、踊るのです。時には照明に照らされた桜の下で夜桜を楽しむこともあります。お花見の名所は数多くありますが、要は桜の咲いているところならどこででもお花見はできるのです。

会社では新人が花見の場所取りの役目をおおせつかることも多いです。

 春の暮らし
暖かくなり、日差しが明るくなってくると、冬のコートは重たくなってきます。白っぽい色のものやパステルカラーが街ではよく見られるようになります。実際には、まだまだ寒い日もあり、3月中は雪が降ることもあるのですが、気持ちはもうすっかり春になっています。4月には20度を超えるような暑い日もあります。

この時期にはスギやヒノキなどの花粉の飛ぶ量が増え、花粉症で悩む人も多くいます。日本人の約20%が花粉症だともいわれています。

日本では、学校は4月に始まり、3月に終わります。2月から3月にかけて、各学校の合格発表があります。

3月には卒業式が各学校で行われ、4月には入学式や入社式が行われます。新学期や新年度にあわせ、服や持ち物を新調する人もいます。

日本で人気のあるスポーツといえば野球です。3月には、春のセンバツ高校野球が甲子園で開催されます。プロ野球も3月26日にはパ・リーグ、4月1日にはセ・リーグの公式戦が開幕します。

4月の終わりには大型連休ゴールデンウィークが待っています。


阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター
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